2005年09月26日

鈴鹿サーキットにて 振り返って1

f339eb50.jpg先日、鈴鹿市にある鷹さんを訪ねたあと、久しぶりに鈴鹿サーキットに行ってきました。
秋風に誘われて親子でゴーカートに乗ろうと!

そこで


懐かしい風景に出会いました。

F1の観客席の設置工事が進んでいました。

実は、数年前までF1で通訳をしていました。
その時の光景が未だに目に焼き付いています。

その時のお話を少し。。


私が、今に至るには恐らくこのF1の通訳を
させていただいたことがとても大きいと思われます。

どうして!?と思われるかも知れませんね。。
実は、通訳として、いろんなことをさせていただいたのです。

はじめの年は、レースweekのお仕事で、
会議通訳や、メカトラブルが起こった時、
あるいは緊急時(怪我をされたドライバーの処置に
立ち会い、本人、マネージャー御家族に
病状などを説明するものです。)などや、
あるいはパーテイなどに参加したりと、
幅広くチームの受け入れをさせていただきました。

翌年からは、レースが始まる以前(数週間前)から
F1の舞台設置からの通訳をさせていただきました。

これはまさに、今の仕事に通じるところで
まるで現場監督さながらです。

コースを万全な状態にもっていくことから、
衛生放送のTV局の設置(ステーションと呼んでいました)など、
さまざまなことを、、

イギリスの方はもとより各国の方が
職人さんとして来ていました。
(いうまでもありませんが、本当に皆さん個性が強い!!
それに言葉のイントネーションが強い)

先年度は、ある意味完成されたあとでのF1での通訳でしたので、
その年は驚きの連続です。

こんなところまで本国(イギリス)仕様でいくのか!?と。。
ステーションの組み立てから、下水、廃水、電気工事、
内装までをすべてに立ち会い、見せていただいて、
多くを学ばせてもらいました。

現場とは。。職人さんとは。。

完成をみて、レース終了後には解体して、次のレースへと。。

毎朝、天候に合わせて作業内容を調整して、
夕方には皆で食事(飲みにいく)、
単調な毎日から、皆の団結、いい仕事に繋がり、

そして最後にはいい作品が出来上がることのすばらしさ。。
皆で一つの目標に向かう気持よさ大好きです。

ここで数年を経験させていただいたことが
今の仕事に導いてくれたと感謝しています。

昨日サーキットを訪ねたことから、こんな気持に
立ち返らせてもらうことができました。

ありがとう!

10月2週めがF1ですね。。
詳しくはプロフィールを見て下さい。



Posted by fuwari_works at 11:16│Comments(0)TrackBack(0)
カテゴリー :仕事

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