2007年11月26日

京都,東京にて

1485cf8a.jpgまた暫く筆が止まっていました。ごめんなさい!

昨日は,名古屋にて似顔絵を描いて頂いたのですが,桃井あおいさんという方です。(お話をしながらさらさらと手が自由に動いている姿は美しい!名古屋ですと伏見のタイガーカフェで公開アトリエされていますよ!)

その方の筆さばきをみていたら,自分の筆が止まっている事に気づきブログを更新しております。

京都では400年前にタイムスリップして参りました。今お仕事で茶室や庭などのデザインも考えておりますので本物を見たいと,体感したいと出掛けてきました。

狩野永徳展に行きそのまま高台寺/圓徳院にて茶室を見せて頂きました。

狩野派のなかでも永徳の絵ぢからは素晴らしく!目の奥に焼き付くような印象がありました。

圓徳院では長谷川等伯の障壁画を見せて頂きましたが,等伯のエピソードも面白く

「三玄院住職にふすま絵制作を常々懇願していたが,拒まれつづけた等伯はある日住職の留守中に

客殿に駆け上がり腕を振るって水墨を乱点し,一気に描き上げたものだ」と伝えられています。

時代を問わずに,いつの時もモノを作りあげるエネルギーは変わらないなあと自分と照らし合わせて

おりました。

ちなみに,写真は龍吟庵という庭園です。方丈は国宝で1年に1度11月だけ公開されるものだということです。そして長谷川等伯展は2010年春に展示が予定されています。
東京のお話はまたの機会に。。。







Posted by fuwari_works at 10:23│Comments(0)TrackBack(0)
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