2014年07月04日

名古屋市美術館にてインテリアデザイン集中講義

2014-07-11-09-19-06






名古屋市立大学 芸術工学部
インテリアデザイン集中講義にて
名古屋市美術館を訪ねました。

黒川紀章氏にとって
埼玉県立近代美術館(1982年)が初めての美術館建築であり
名古屋市美術館(1988年)が二番目の美術館建築になります。

名古屋市美術館開館当時からの学芸員の方に
ご協力頂き、美術館の役割・美術館空間を
黒川紀章氏に近いところにおいて
「共生の思想」をお話頂きました。

その後、学生ひとりひとりが
感覚のヒダを広げて
それぞれの視点で
建築を読み取り
新たな解釈をするという授業を行いました。

この読み直しの経験を通して、来月に口頭試験を行います。
何を感じ取りどのような解釈や広がりが生まれてくるのか
とても楽しみです。

講師として、「どうしても見せたい・聞かせたい・体験させたい」
という強い意思をもち個性的な何かを伝えていくこと。
「自分ひとりの知識にするのではなく皆んなで楽しみながら学ぶ」
「多様性がありながら、一体感のようなものがある」
という時を共に過ごせるのは、沢山の方々のご協力があるゆえと深く感謝し
今後もこのような授業を創っていきたいと考えています。

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