"インテリアスタイリング名古屋"のカテゴリーアーカイブ

2014年10月21日

曇天に想う

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いつのまにか...秋へと季節は移り変わり
年々「うつろひ」の時感覚が短くなっているようです。

かわるもの
かわらないもの

かわりつづけるもの

ずっと..かわってほしくないもの
かわってほしいけれど..かわらないもの

人との縁..地との縁..
さまざまな貌

季節のうつろひをしみじみと感じながら
変化しながらいきることに
ふと...立ち止まり考えています。  

2014年08月05日

「KINFOLK」「ACE HOTEL」「CHEZ PANISSE」

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毎年海外にて、たくさんの作品・人との出会いがあります。
私自身そのような時間を大切にしています。

この夏は、アメリカ西海岸(シアトル→南下)を中心に
「Think global Act local」を意識におきながら
「衣食住」と「アート」という視点での撮影と
ネイサン・ウィリアムス、アリス・ウォータースの
情熱と哲学を感じる旅に出かけてきます。

8月7日(木)〜8月20日(水)は、夏期休業とさせて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。

トランスワーク株式会社 鈴木結加里  

2014年06月12日

日本の色「紫」

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ホテル/ゴルフ場宿泊施設、クリニックの
インテリア提案がつづく五月、六月です。
この季節には、なぜか紫色を提案したくなるのです。

日本の自然のなかで紫が美しいのは5月であるからでしょうか。
菫色、藤色、杜若色、菖蒲色、、花の色が葉や山の緑や空の色に移り
太陽の光に染められて、紫がさまざまな表情を
美しくみせてくれる季節です。

六月、、降りしきる雨の季節は
光と色のうつろひが溢れ.....
紫陽花の紫をいつまでも眺めていたい。  
Posted by fuwari_works at 17:30Comments(0)TrackBack(0)
カテゴリー :リノベーション(名古屋)

2014年04月19日

北欧デザイン・デンマーク視察編:2

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コペンハーゲンを町歩きするなか
聞こえてくる音は、深く・静かで・澄んでいる。
歴史ゆえの奥行きと静かなる情熱を秘めた国である。

デンマーク人は、自国の人から言わせると「頑固」である。
とにかく頑固だということ。
自分というものをしっかりともっている。

幾度とある戦争を経験しながらも
デンマーク経済は、植林などの産業の振興により
危機を乗り越えてきた歴史から
現在家具生産・制作・インテリア業界が
恩恵を受けて今があるということを家具職人・家具メーカーが
日常的に認識されていることに共感を憶えました。

それは、木という素材に、優しく・穏やかに・深くつきあう。
頑固さゆえに、多くのものを取り入れずひとつのものを永く使うことを
大切に、それを中心にインテリアを構成し続けてきたからこそ
自分を知りそして、家族の人生をよく見て・考えて・みんなで話をする。
「何を食べるかではなく、誰と食べるかということ」を重んじて
「家族の時間」を豊かにする→インテリアをよりよくしたいという気持ちの重なりが
家具をリペアしながら、次の世代に大切につないでいくことになる。
これは「家族の宝物」といえます。

家具は少なくとも3世代が使うことを前提にデザイン・制作されています。
(Carl Hansen&Son Aarup本社工場・PPmobler工房おいても
リペアを待って待機中の家具が総数の1/3程ありました。)

北欧デザインをより魅力的に、そして深みをもたらしているのは、
こういった使い手の「よりよくしていきたいとう頑固なまでの創造力」
の連鎖からもたらされるものであることを。。。静かに心に刻みました。
  

2014年03月18日

北欧デザイン・インテリアデザイン研修

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北欧デザインを取り入れた
住宅・店舗・モデルハウスのインテリアコーディネート・
インテリアデザイン依頼が増えていることもあり、
3月24日〜4月6日迄デンマークを中心に
建築・インテリア研修旅行に出掛けてきます。

なぜ日本人は北欧を愛し、憧れるのか?
日本との共通点はどこにあるのか?

厳しい寒さの冬、日照時間が短いという
ある意味厳しい自然環境にある北欧。
それゆえに、自然光をインテリアに巧みに採りいれて
愛する家族との時を大切に
愛着をもちながらモノを長く使い続けるなど
日々の暮らしを丁寧にする心が
北欧の暮らしに「美」をもたらしているからなのでしょうか?

北欧を旅しながら
人、文化や風土、歴史を身体で感じ
紐解きながら、北欧デザインを深く学ぶ旅となりますよう。。。

デンマークを訪ねたあとは
ドイツに渡り
「Peter Zumthor」の作品を訪ねて
静寂と透明感ある、ピーター・ズントーの世界に
真摯に向きあう時をもちたいと思っています。