"マンションリノベーション"のカテゴリーアーカイブ

2016年02月12日

しつらえ講座 後に

image






しつらえ講座後の会話から
「インテリアコーディネートは何から手をつけたらいい?」
「お片づけが必要なのはわかるけど.....時間がとれない。」

風の通り・抜け感
お片付け(整理収納・断捨離)
家具レイアウト
照明計画
壁紙・タイルの張替え
カラーコーディネート
さらには.......
キッチン(水回り)リフォーム
リノベーション........
いろいろと次々と考えられることがあります。

ふと考えたこと。

何をどうしたいのかと問いかけたくなったら
ゆったりと自分と向き合う(おもいやり)
時間や空間が大切なのではと。

リラックスした状態で「無」にすることで
何が自分にとって必要なことなのかが
みえてくることを大切にしたいと考えています。

自宅の空間を見わたし

窓越しの柔らかな光が室内におとす影がすき.....
漆喰の素材感や濃淡がすき....
壁面に季節のしつらえをするのがすき.....
廊下のしんみり落ちついた感じがすきなど........

すきなことに目を留めて、紐といていく。
そこから、室内のある空間を「床の間」として見立て
心に触れたものを、ひとつづつ「好み」を積み重ねていくことで
暮らしはかけがえないものになっていくと思います。
  

2015年02月06日

マンション・ 住宅リノベーション・1「しきり/shikiri」

2014-10-26-15-21-01










マンションリノベーション
住宅デザインリフォーム
店舗デザインリノベーションの
お仕事において感じ・考えていること。

「しきりのないしきり」
「しきっているのにしきっていないしきり」

「玄関」「廊下」「個室」「プライベート空間」が
仕切られることなく、つながりある空間であることが求められています。

限られた空間を有効に活用するという視点?
精神性の変化?家族の在り方の変化?

鳥居のような「ある線・囲い」に
一歩脚を踏み入れると
いままでの空気と一変するような感覚=「神聖なしきり」
を意識して空間をデザインするという視点をもち
「仕切る」という物理的に空間を遮断する行為ではなく
日常性と非日常性を隣り合わせながら
無意識に「しきり」を意識して頂けるよう
空間デザインを日々考えています。