"インテリアデザイン講座・研修名古屋"のカテゴリーアーカイブ

2014年12月03日

暮らしに佇むデザイン研究会「住宅建築コーディネーター」

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今期最終回となる「暮らしに佇むデザイン研究会」第7回目では
資格ができる前から住宅建築コーディネーターとして活躍されてきた
吉田氏に貴重なお話をお伺いいたします。

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◆第1部 18:30〜
 住宅建築コーディネーターの仕事について
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建築コーディネートサポート株式会社
代表取締役 吉田光宏
大原簿記専門学校(静岡校)での講師経験の中で、多種多様な資格の知識を習得。その知識を活かし、兼ねてから興味のあった「建築」の新しいサポートの形を模索。2005年に白紙の状態からスタート。様々な困難や試練を乗り越え独自のサポート体制を構築。個人住宅建築だけにとどまらず、店舗併用住宅や資産運用のためのアパート経営、地方自治体と連携しての地域発展のための土地の有効活用の提案等も行う。
ホームページ:http://www.acsdesign.co.jp/
facebook:https://www.facebook.com/ACSyoshi

【内容】
◯東北被災地で見て来た現状
 住宅建築コーディネーターだからできること
◯潜在的な顧客へのアプローチ方法

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◆概要
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日時:2014年12月10日(水)
時間:18:30〜20:30 (18:10受付スタート)
場所:ウィンクあいち 名古屋駅 徒歩5分
    http://www.winc-aichi.jp/
参加費:3000円
定員:30名

*住宅建築コーディネーター(これから取得をお考えの方も)、建築・インテリア・ランドズケープ・まちづくりに関わる多くの方にご参加頂きたいと思います。学生のかた、ご興味を持たれた方のご参加もお待ちしております*
  

2014年07月01日

暮らしに佇むデザイン

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質の高いもの+価値を分かち合える人との出会いから
新しい価値を紡ぎ、共につながるために。。。

「暮らしに佇むデザイン研究会」開催に至りました。
https://www.facebook.com/tatazumu?fref=photo

第1回には、藤本康一氏をお迎えして「アートディレクションの現場から」
お話を頂きました。
第2回は、瀬古智史氏をお迎えして「住宅建築における分離発注の現場から」
お話を頂くことになっています。

アート・デザインそして、住宅建築と分野として捉えると
離れていることのように思われるかもしれません。
「暮らしに佇むデザイン」という軸を据えることで
ただ、、どちらか一方ではなく、そのいづれもの価値を持ち合わせ、
交わることで、新たな価値を紡ぐ勉強会としていきたいと考えています。

お迎えする講師の方それぞれの経験から生まれてくる
仕事観や人生観に触れ、言葉を頂き、参加頂いた方々と交わるなかで
自分自身を振り返り、見つめ直し、気づきをもつ
貴重な時間となりますように。

新たな価値が紡ぐつながりにご興味のある方、
学生の方、建築に関わる方、ランドスケープ・造園に関わるの方、
ものづくりに携わる方、インテリア・デザインに関わる方々、、
ご参加お待ちしております。
  

2014年04月26日

北欧デザイン「暮らしのなかに佇むデザイン」

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今回のデンマーク滞在を振り返り

北欧デザインとは、「暮らしのなかに佇むデザイン」
といえるのではないかと感じています。

それはシンプルで長く使っていくうちに
そのよさが徐々に、、身体にしみこんでいくような家具やデザイン
が多く、ハンス・J・ウェグナーのThe Chair、Yチェアなどは
当初から現代でも人びとに愛され続けています。

北欧は社会のシステムがシンプルであること、
家族が何代にもわたり家や家具をリノベーション・リペアしながら
住み繋ぎ・使い続けていくことなどの背景があり
働く時間が日本ほど長くないことから
家に友人を招き、ホームパーティを開いたりと

家に居る時間が長くなることで、自然と空間、家具に
愛着をもちながら生活をしていくことにつながり
生活のなかにデザインが定着し、それが佇んでいるように
現代の人を魅了し続けているのでしょうね。

最後になりましたが
コペンハーゲンにて素敵なフラワーデザイナーさんに
出会いましたのでご紹介させて頂きます。
Tage Andersen
http://tage-andersen.com/  

2014年04月19日

北欧デザイン・デンマーク視察編:2

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コペンハーゲンを町歩きするなか
聞こえてくる音は、深く・静かで・澄んでいる。
歴史ゆえの奥行きと静かなる情熱を秘めた国である。

デンマーク人は、自国の人から言わせると「頑固」である。
とにかく頑固だということ。
自分というものをしっかりともっている。

幾度とある戦争を経験しながらも
デンマーク経済は、植林などの産業の振興により
危機を乗り越えてきた歴史から
現在家具生産・制作・インテリア業界が
恩恵を受けて今があるということを家具職人・家具メーカーが
日常的に認識されていることに共感を憶えました。

それは、木という素材に、優しく・穏やかに・深くつきあう。
頑固さゆえに、多くのものを取り入れずひとつのものを永く使うことを
大切に、それを中心にインテリアを構成し続けてきたからこそ
自分を知りそして、家族の人生をよく見て・考えて・みんなで話をする。
「何を食べるかではなく、誰と食べるかということ」を重んじて
「家族の時間」を豊かにする→インテリアをよりよくしたいという気持ちの重なりが
家具をリペアしながら、次の世代に大切につないでいくことになる。
これは「家族の宝物」といえます。

家具は少なくとも3世代が使うことを前提にデザイン・制作されています。
(Carl Hansen&Son Aarup本社工場・PPmobler工房おいても
リペアを待って待機中の家具が総数の1/3程ありました。)

北欧デザインをより魅力的に、そして深みをもたらしているのは、
こういった使い手の「よりよくしていきたいとう頑固なまでの創造力」
の連鎖からもたらされるものであることを。。。静かに心に刻みました。
  

2014年04月11日

北欧デザイン・デンマーク視察編:1

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デンマーク研修では32名の参加者と共に、Carl Hansen&Son Aarup本社工場/
flagship store・Rud Rasmussen 工場/ショールーム・PP mobler 工房/ショールーム視察を
中心にデンマーク工芸博物館見学・市内視察等のなかで
静かな緊張感あるデンマークを感じ味わう旅となりました。

Keep & improve の精神が生み出す家具。
職人とデザイナー、デンマーク人の気質であるpassionある頑固さゆえに
「本当にいいもの(純粋な要素で構成)を永く使うことができる」家具を生み出している。
それは結果として環境・経済・人にとても優しいということを。。。
デンマーク人の精神・想いに触れ、場を体感し、直接対話できたことが
これからのインテリア提案に大いに繋がることを確信しました。

ありのままにみつめて、対話の機会・振り返る場を共有することで
個人の思いだけではない、共通の認識をもち
いつまでも心の中に残る思い出を作ることができます。
そして、、納得のいく結果を導いてくれると。。。信じています。

こうした旅は、人が物事を見る力・聞く力を刺激してくれます。
ただ、私たちは見ているようで見ていません。
帰国後、、もう一度、見つめてほしい。もう一度、耳を傾けてほしい。
そして、機会をみつけてふたたび訪ねて欲しいと思います。
皆さまと共に旅することで多くの発見・気づきに出会うことができました。
このようなよき機会を本当にありがとうございました。

次回は、デンマークで出会った素敵なお店などについてお話したいと思います。